

写真の後列左から、御朱印、littleりとる、
前列左から、月よみ山路 栗むし羊羹、雪花糖、りんず餅
城下町小松には、おいしい和菓子がたくさんある。昔ながらの手法を受け継いだ格式あるもの、小松の風土を生かした素朴なもの、伝統にひと手間加えて、今風にアレンジした斬新なもの…。見栄えや味わいはさまざまだが、その全てに共通していること、 それは、誰かに伝えたくなるおいしさだ。

月よみ山路 栗むし羊羹
ほのかに香る竹の香りと、葛を加えて蒸し上げたあんの上品な甘さ、そしてほっこりとした栗の味わいがたまらない野趣あふれる逸品。どこを切っても栗が出てくるほど、栗がふんだんに使われている。様々な栗菓子ランキングで必ず上位に名前が挙がることで有名。

雪花糖
茶人の間でも定評のある伝統の干菓子。雪だまのように真っ白なこの菓子は、極上の和三盆と寒梅粉を合わせた衣で、白山特産の胡桃を丸ごと1粒包み込んだもの。上品な甘さと胡桃の香ばしさが、素朴でありつつ深い味わいを堪能させてくれる。

りんず餅
小松の特産品の絹織物『小松りんず』をイメージした銘菓。絹のようにきめ細かく、白くて柔らかな羽二重餅が、白小豆の煉羊羹をそっと包んだ高尚な和菓子。そっと添えられた小松葉が、上品な中にかわいらしさを漂わせている。