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建聖寺(けんしょうじ)

建聖寺
建聖寺

住所 石川県小松市寺町94
電話 0761-21-3170

 建聖寺は永禄11年(1568年)、金沢の大乗寺第十三世雪窓祐輔大和尚によって開基されたお寺。二度ほど転居し、寛永17年(1640年)前田利常公の小松入城に際し、城郭拡張のため現在の地に百坪を与えられ転居し、今に至る。...

貴重な木像と
芭蕉が背負ったつづら!?

 松尾芭蕉が宿泊したというゆかりの地でもあり「しほらしき 名や小松吹く 萩すすき」の句碑と、芭蕉がここを訪れました、という「はせを留杖の地」の石碑を見ることができる。
 そして、小松市指定文化財になっている「芭蕉木像」。これは芭蕉の弟子・立花北枝(たちばなほくし)が作ったものとして伝えられている。立花北枝とは、蕉門十哲(しょうもんじってつ)という芭蕉のお弟子さんの中で特に優れた人達10人の中の一人だ。
 ガラスケースで保護されている木像は、優しい顔をして大きな座布団にゆったりと座っている。黒くつやがあり重厚な趣だが、見た目よりずっと軽い。
 他にも芭蕉にまつわる貴重なものが。最近修復された、芭蕉が担いでいたというつづらだ。この中に芭蕉の木像が収められていたとか。ぺたんと潰れていたので修復するのに苦労したそうだ。壊れやすいのであまり何度も出し入れできないらしい。
 見学希望の場合は事前に電話にて連絡を。


前田利常の涅槃図(ねはんず)も

 また、三代藩主・前田利常が、早逝した子・亀松の一周忌に寄進したという、およそ縦220cm横170cmの巨大な涅槃図もある。上品な色使いで、非常に綺麗な絵だ。こちらも小松市指定文化財。古いものなので傷みやすく、扱いには気を付けているそう。

美人地蔵の不思議な伝説

 本堂とは別に、地蔵堂というお堂がある。そこには、袈裟を着て帽子をかぶり、紅を引いているお地蔵さまが。冬には温かい格好をさせたりと、とても大切にされているのがわかる。背が高く美人だからだろうか、男性に人気があるとのこと。確かに、また会いたくなるような不思議な雰囲気だ。
 このお地蔵さまには、こんな言い伝えがある。
江戸時代の明和2年(1765年)、越前(現在の福井県)で造られたお地蔵さまは、ある夜「加賀の国小松町の建聖寺に因縁があるので、そこへ行きたい」と、祀られていた庵主の枕元に立った。三日続けて夢のお告げがあったので、庵主は大変驚き、急きょ建聖寺へ遷座。その後、当時の建聖寺の和尚にも「我を信じる者は息災延命諸願成就し、特に機を織る物は上達する」と夢のお告げが。それ以来、機織りの守護神として敬われ、前田利常も崇敬信仰したそうな。
 地蔵堂にいると、子供たちの無邪気な声が聞こえてくる。小学校が近く、目の前の道が通学路になっているからだ。毎日、子供たちをここから見守っているのかな…。地蔵堂にいると不思議と穏やかな気持ちになれる。

大火にまつわる伝説も

 過去2度小松市内で大火があった時に、敷地内に植えてあった銀杏の木が水を吹いて火を消したという。その燃え残った、焼け焦げた銀杏の木の破片が保存してある。火の神さま「秋葉さま」を祀っていたおかげで大火を免れたのだと信じられている。
 ちなみに、秋葉さまはなかなか拝むことができない。60年に一度、御開帳されるかされないかだそうだ。

 お地蔵さまが自らの意志により建聖寺へやってきたように、芭蕉もなにかの力に引き寄せられてこの地に来たのだろうか。建聖寺を訪れた際には、地蔵堂で穏やかなひと時を過ごしながら、一句詠んでみるのもいいかも。

芭蕉の句碑
芭蕉の句碑

芭蕉木像(小松市指定文化財)
芭蕉木像(小松市指定文化財)

芭蕉のつづら
芭蕉のつづら

仏涅槃図(小松市指定文化財)
仏涅槃図(小松市指定文化財)

地蔵堂のお地蔵さま
地蔵堂のお地蔵さま

焼け残った銀杏の木片
焼け残った銀杏の木片

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