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本光寺(ほんこうじ)

本光寺正面
本光寺正面

住所 石川県小松市本折町52
電話 0761-22-0638
URL http://www.geocities.jp/honkojibb/

「ダラと呼ばれて一人前」

 これは本光寺の住職のモットーだ。本来、ダラとは方言で「馬鹿、阿呆」という意味。しかし住職は、ダラ=気楽に楽しく、一つの事に一生懸命になれること。といったニュアンスでとらえ「損得無しに、なんでも楽しむことができればそれでよし」という考えのもと、みんなが楽しむことのできる「開かれた寺」を目指しているのだ。

 具体的には、ボーリング大会や寄席、歴史探訪など誰でも気軽に参加できるイベントや、ヨガや生け花、オカリナなどの教室も開かれている。夏祭り「円満フェス」では、境内でなんとライブが行われたりもする。ギタリスト僧侶もいるらしい。ソフトボールチームもあり、県大会で優勝を果たす程の実力。
 運営は主に、住職が理事長を務めるNPO法人「円満の会」。本光寺のお坊さんたちをはじめ、総務の方々、門徒さんで構成されており「ダランティア」を合言葉に活動している。「ダランティア」とは、「ダラ」と「ボランティア」の造語だ。気楽に楽しく、ボランティア活動ならぬ「ダランティア」活動を行っている。

朝から超元気!

 そんなユニークな円満の会が開く、名物朝市「円満市」は特に好評で、地元の人はもちろんのこと、観光客も噂を聞いて温泉街から駆けつけるほど。4月~10月の期間限定で、毎月第一日曜日の朝5:30~7:00に開催される。ただ、ひとつ注意したいのは、到着時間。7:00までやってるからといってギリギリに行くと、物がほとんど残っていないので要注意。

 始まる時間は早朝なのでまだ暗い。だが、本光寺がライトアップされ、商店街の街灯と重なって幻想的だ。月に一度の開催とあってか、朝市は活気に満ち、朝早いにも関わらず、みんな生き生きしている。
 お店は、野菜や果物、和菓子、地酒など、出店者の自慢の品々がずらりと並ぶ。コーヒーやあげたてコロッケ、焼き魚、小松うどんなどはその場で食べることができ、まるでお祭りのよう。毎回同じものがあるとは限らないので何度行っても楽しめる。
 最初の年はわずか17店舗の出店だったが、だんだん数が増え、今では50店舗近くが軒を連ねている。商店街の人をはじめ、地元の高校生や市外からも出店にやってくる。
 名物は、本光寺が朝市第1回目から無料で振る舞っている「円満粥」。中宮温泉のお湯を使っており、体にやさしいお粥と評判で、108食用意しているが配り出すとすぐになくなってしまう。ちなみに108という数字は煩悩の数。1時間も前から並んで待つ人もいるのだとか。

 他にも様々なイベントがあり、遊墨民カズさんの書のパフォーマンスや、大阪出身のお坊さんが臨場感あふれる演技で読む紙芝居、誕生月の人には店舗ごとにプレゼントがもらえたりと、楽しみどころ満載。
 プレゼントは、誕生日を確認できる身分証さえ持って行けば誰でももらえる。ただ、朝市は4月~10月までなので、それ以外の誕生月の人は11月生まれは6月の朝市で、12月生まれは7月に、1月生まれは8月、2月生まれは9月、3月生まれは10月にもらうことができる。詳しくはお寺に問い合わせを。
 誕生日プレゼントのアイデアは出店者側からの提案で、有志の店舗が積極的に行っているそうだ。

南加賀の草分け的「朝市」

 円満市の始まりは、平成11年(1999年)6月、本光寺の開創千年法要の時にNPO法人「円満の会」を立ち上げ、商店街に屋台を出したのがきっかけだった。「開かれた寺へ」という住職の思いから寺の塀を取り払ったのもその時だ。
 当初は、屋台を出すのはその時だけの予定だったが、あまりに楽しかったので「続けよう」ということになり、平成14年の7月から始まり、毎年4月~10月の間、毎月開催することに。また、円満市は南加賀の草分け的存在で、今でこそ他の場所でも朝市をしている所があるが、当時はお寺で朝市など異色だったそうだ。賛否両論あったが、回を増すごとに盛り上がり、ついに、2010年10月で開催60回目を数えるに至った。
 第1回目は朝6:00から始まっていたが、月に一度の朝市がみんな楽しすぎて、どんどん始まる時間が早まっていったとのこと。現在は5:30からだが、4:30頃から来ている人もいるらしい。これ以上早まると、もう朝市というより「夜中市」とでも呼ばれそうな勢いだ。

アクティブ僧侶とみんなの笑顔

 終了時刻の7:00になると、朝のお勤めが始まる鐘が鳴り、それを合図に出店者もお客さんも素早く撤収。30分も経つと何事も無かったかのように日常の静かなお寺の姿にもどる。
 朝のお勤めは誰でも参加でき、朝市でアクティブになっていた僧侶たちが、お勤めでは厳粛な姿になっているギャップを拝むこともできる。
 朝市の出店料は無料だが、儲けようと出店する人はあまりいない。楽しみたいから、いろんな人に喜んでもらいたいから出店するのだ。喜びがどんどん周りを巻き込んで広がっていき、みんなの笑顔があふれる素敵な朝市だ。これも「ダランティア」精神が広まっている証拠ではないだろうか。

 本光寺は「ダランティア」を広めるべく、これからも朝市をはじめ多彩なイベントを開催していくことだろう。次はどんなふうに楽しませてくれるのか待ち遠しい限りだ。

夜明け前から始まる円満市
夜明け前から始まる円満市

賑わう円満市
賑わう円満市



円満粥はこの中に
円満粥はこの中に

お坊さんによる紙芝居
お坊さんによる紙芝居

遊墨民カズさん パフォーマンス
遊墨民カズさん パフォーマンス

出店者とスタッフが笑顔で全員集合
出店者とスタッフが笑顔で全員集合

朝市限定 住職手製「円満折り紙BOX」(無料)
朝市限定 住職手製「円満折り紙BOX」(無料)

普段の本光寺
普段の本光寺

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※朝市の時は、北陸銀行小松南支店(23台)に駐車してOK

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