「こまつの杜」は世界のコマツの歴史や建設機械の仕組みを楽しみながら学べる、体験型複合施設です！！｜特集｜こまつ観光ナビ

「こまつの杜」とは？

小松駅から徒歩1分にある「こまつの杜」は、世界中の様々な場所で活躍している建設・鉱山機械メーカー「コマツ」の歴史や様々な技術を知ることができる施設として、2011年5月小松駅に隣接する場所に創設されました。コマツ発祥の地におけるコマツグループのグローバルな人材育成の拠点であるとともに、地域社会と一緒になり子供たちを育む場所です。2021年の創立100周年の際には、お子さまにも建設機械の仕組みを学べる展示や、天候に左右されずに楽しめるミニショベル操作体験スペース、理科教室などを開催する多目的ホールなどもリニューアルしました。

コマツの創業者「竹内明太郎氏」

明治時代の1902年、小松市にある遊泉寺銅山の開発に着手後、1917年には現在の「コマツ」に繋がる小松鉄工所を開設しました。

また、日産自動車や早稲田大学理工学部の誕生にも関わるなど、近代の機械金属工業の礎を築きました。

郷愁の街「遊泉寺銅山ものがたりパーク」でノスタルジック体験

大迫力！！世界最大級の「ダンプトラック」と超大型「油圧ショベル」

小松駅東側の入口の直ぐ傍には、間近で見るとその大きさに圧倒される「世界最大級のダンプトラック　930E」、「超大型油圧ショベル　PC4000」が来場者を出迎えてくれています。どちらも現在、海外の様々な鉱山で活躍していますが、日本国内には1台ずつしかない貴重な鉱山機械で、ダンプトラック 930Eは、2階建ての建物よりも大きい全高7.3ｍ、車両重量は通常のダンプトラック20台にあたる約200トンもあります。しかも、積載量は小学生なら約7400人が乗れるくらいの大きさです。油圧ショベル PC4000は、2021年の創立100周年を記念して新しく展示されました。この油圧ショベルは、ダンプトラックより更にひと回り大きい全高8.3ｍあり、なんとバケットを上げると15ｍの高さにまで届きます。

こまつの杜では、この超大型鉱山機械の運転席に乗ることが出来る「搭乗体験」を行っています。ぜひ運転席からの風景も楽しんでみてください！

◎開催日

毎週　火曜～土曜日（第5土曜日をのぞく）

【4月∼11月】10:00∼11:00　15:00∼16:00

【12月∼3月】10:00∼10:30　15:00∼15:30　(混雑状況により受付は終了時刻より前に締め切る場合がございます。)

【予約不要】※雨天等の悪天候、整備、点検時は搭乗中止となります

建設機械の操作体験ができる「わくわくコマツ未来館」

わくわくコマツ未来館では、本物の「ミニショベル」の操作体験ができます。電動式のショベルに乗って、スタッフに教わりながら自分でレバーを動かし、ボールをすくい上げる操作体験に、建設機械が好きなお子様は興奮すること間違いなし！また、2023年に新しく設置されたシミュレーター「ここほれ！PC4000」では、ゲーム感覚でこまつの杜にある超大型油圧ショベルPC4000を操作し、大人の方も楽しむこともできます。

この未来館では小学生向けの体験教室や各種イベントも行っており、団体見学など多目的にも利用できるエリアです。

ミニショベル操作体験

【開催日】毎週　水曜日・土曜日（第5土曜日をのぞく）

【時間】14:00∼15：00

※混雑状況により、受付は15:00前に締め切る場合あり

※予約不要

「ここほれ！PC4000」

【開催日】毎週　火曜日～土曜日（第5土曜をのぞく）

【時間】〔平日〕9：00～16：00（15：30受付終了）・〔混雑期（土・祝日・春夏休み等）〕9：00～12：00（11：30受付終了）

※混雑状況により、受付は終了時刻より前に締め切る場合あり

※予約不要

オリジナル商品が並ぶ「売店」もあります

コマツやこまつの杜のオリジナル商品が並んでいます。未来館に行った際はぜひ立ち寄ってみてはいかが？

天候に関係なく小さなお子様達が遊べる「わくわくコマツキッズ館」

小さなお子さま連れのご家族が楽しく過ごせるわくわくコマツキッズ館には、コマツの技術を知り、学べる展示エリアと、コマツが運営しているお子さま向けウェブサイト「ケンケンキッキ」に登場するオリジナルキャラクターを用いたキッズエリアがあります。作業服を着て「なりきり」写真を撮ることができたり、建設機械のブロックで遊んだりすることができます。

知的好奇心を搔き立てられる「わくわくコマツ歴史館」

約100年に渡るコマツの歴史を、特別展示や年表、ヒストリーシアターで紹介している、コマツ旧本社を復元した建物です。1Fは、壁面に大きな年表を広げてコマツの歩みを紹介しており、また様々な時代の出来事や技術・製品にまつわる展示をしています。また座って映像を見られるシアターでは、100年の歴史を概観する映像を放映しています。2Fは、コマツのDNAとも呼ばれる「コマツウェイ」に関する展示と分野別歴史の深堀ができるエリアです。「言葉」を通して表現した展示や「ヒストリーウォール」「インデックステーブル」があります。創業期からの意外な歴史も知ることができるので、特に大人の方は知的好奇心を掻き立てられるのでは？

四季折々の自然を感じられる「げんき里山」

こまつの杜の敷地内には、春に桜、初夏に紫陽花や菖蒲、そして夏にはひまわり等、いろいろな花が咲き、鳥や昆虫など様々な生き物が集まる「げんき里山」があります。ここは、四季ごとに色や表情を変える加賀の自然を再現した場所です。小さなお子様でも安心して探索できる遊歩道で巡り、カブトムシの館やキノコ栽培の原木も見学しながら自然観察が出来ます。